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”こだわらないこと”にこだわる。キャリアの選択肢広げる方法


ーInterviewー


人の悩みに向き合う中で見つけたやりたいこと

ー今までのキャリアについておしえてください!


インテリアショップ勤務を経て、不動産管理会社を経験後、現在は子育て支援のNPOの保育園を運営する事業部にて採用・人事・労務を担当しています。


NPO入社当初は訪問型の病児保育事業部の利用会員担当→その後特別養子縁組支援事業の立ち上げ→代表の秘書を兼務しつつ→現在は小規模保育園を運営する事業部で、採用・人事・労務の担当をしています。今年の8月いっぱいで退職し、9月からは業務委託という立場で引き続き同じ業務を担当させてもらっています。

実は私のキャリアは世間で言うところの「荒れて」います(笑)

スタートはインテリアショップの販売員からだったのですが、東京の大学を卒業して地元高知に帰り「やりたいこと何かな?」と考えて、単純に好きだった、インテリアショップで働くことにしました。その当時県内で一番センスの良い家具やインテリアを置いていたショップでした。

その後、やっぱりもう少し広い世界で働いてみたいと思い東京に戻り、インテリアの製造販売を行う会社の商品管理部に勤務もしました。そして更にその後は、インテリアの業界にいるなら皆一度は働いてみたいと思う、大手のインテリア・家具販売の会社に転職しました。

全部で6年くらいはこの業界にいたので、インテリアに始まりインテリアに終わった20代でした。


29歳で結婚したこともあり、インテリア業界からは離れて、次のキャリアを模索することになります。たまたまリクナビのオファーが来た不動産管理会社に転職をして、賃貸契約書の作成や賃貸図面の作成、家賃管理などの業務を1年半ほどしました。

その後、ご縁があって現在の子育て支援のNPOに転職するまでは各会社を転々とし、一つの会社で1年〜2年程度で転職(一番長いところは2年8ヶ月)でしたね。


・・・

ー今はどんなお仕事をされているんですか?


今は子育て支援のNPOで働いています。


社内の異動が活発に行われていたせいか、働くスタッフも魅力的だったり担当業務以外の様々なプロジェクトにも関わり退屈しなかったようで、もうすぐ9年目に入ります。

そして、保育現場で働く保育士さんが多数在籍していたり、事務局のスタッフもほぼ子育て中のワーママの職場です。その中で子育てしながら働くことや女性の多い職場で働くことの難しさや葛藤を感じます。

弊会はとても風通しの良い会社なので発言も自由で、スタッフ通しの仲も良く、働き方の幅も広いですし、制度もたくさんあって働きやすさには定評があります。ただ、それでも制度だけでは解決できない課題はあるし、それぞれがそれぞれの悩みや不安を抱えています。

「なぜだろう、なぜそんなに皆んな悩むんだろう。生きづらいんだろう」そんなことを感じる中で、もう少しキャリアを体系的・理論的に学んでみようとキャリアコンサルタントの資格をとりました。

キャリアを構造的に学び、カウンセリングの領域も理解することができて、自分のキャリアの棚卸し、今後の軸となる考え方を得ることができました。そして今後は悩んでるみなさんの助けになれたらと思っています。


・・・


自分の強みの見つけ方

ー大変だったことはありますか?


私は転職の経験からもわかるように、一つのことを突き詰めるのが苦手です。何かに継続的に取り組むことができません。1回経験すると飽きてしまうんですね。


それよりも新しいことをすることが好きなので、マルチタスクはめっちゃ得意です。一つの専門的なことを極めるよりも、色々やってみることの方が心地よいんです。

マルチタスクが得意な人って、目に見えるスキルが得られないと思うのですが、40才も近くなるまでマルチに行動したきた結果、それなりに重宝されてます。


あの人、なんでもフットワーク軽くやってくれるよね、頼みやすいよね、と言われるようになりました。

全部中途半端ですが、浅く広くいろんなことを知ってる人とも捉えられます。仕事って、そういう人に集まってくるんですよ。実は!


・・・


キャリアの選択肢広げる方法は「こうしなきゃいけない」を無くすこと

ーなぜメンターをしようと思ったんですか?

仕事の中で相談を受ける機会も多いのですが、悩んでる人は「自分のキャリアは自分で開拓する、決めていく」と思えていない人が多いんですよね。 今ある制度の中で自分を適用させなければいけないと思ってしまう。


でも私はどんな人でも「自分のキャリア、自分の未来は自分で決めて進んでいく、創っていく」という意識になるといいなと思っています。こんなにも自分らしさを磨いていく人が増えている時代に、誰かに決めてもらった道に安心や喜びを感じる人は多くないと思うんですよね。


そんな想いもあり、社内のスタッフだけではなくもっと広くキャリア支援をしたいと思いメンターに応募しました!

あとは、女性ってやっぱりキャリアとかライフプランとか悩むことが多いんですよね。 特に20代は「子供ができたら仕事はどうしよう」などまだ起きてない事柄に、悩みや不安を感じることもあるでしょうし、「自分はこんなスキルでこのまま働いて行けるのか、キャリアの形成がうまくできるのか」という漠然とした不安もあるでしょう。

ただ、自分がその時期を過ぎてみると、そんなに心配しなくてもよかったことに気がつきます。

先のことを考えるのはいいけど「絶対こうならなきゃいけない」という気持ちだとすごく辛くなってしまうので、子供を産んだ時、復帰した時にはこういう制度があって、こういうことが待ってて……のようにまずは情報集め一番大事かなと思います。

情報収集したら、「ふーん、そうか」って必ずなります。


そして、もし自分が描いた通りに結婚・出産が訪れなくても、何も不幸なことは起きないので安心してください(笑)

だって結婚しても、出産しても色々と大変な思いをしてる人いっぱいいるじゃないですか。

だから、こうなったら嫌だな。とかこうなったら不幸になるんじゃないか。と考えること自体ナンセンスです。

私自身も社外メンターがいたら良かったな、と思っていたんです。会社の中でモデルになりそうな先輩もたくさんいると思いますし、相談に乗ってもらえるのは心強いけど、時には全然違う業界や立場にいる人と話をすることで得られる視点ってあると思うんですよね。

社内の人の話を10人聞くより、社外の人の話を1人聞けることの貴重さがあるかもしれない、と思うこともあるくらい、違う視点を得られるのは重要なことです。


不妊治療も経験して見つけた私の価値観


ーどんな価値観を大切にしているのか教えてください!


「”こだわらないこと”にこだわる」ですかね。「こうしなきゃ!」という固定観念にがんじがらめになってしまうとしんどくなっちゃうので、先のことは考えても常に柔軟に考えるようにしています。

実は、私は不妊治療も2年くらいしていて、人工授精5回、体外受精は3回しました。特に原因もわからず妊娠しませんでしたね。

あの頃はなぜか「子どものいない人生なんて絶対良いものじゃない。子どものいない夫との生活なんて続けていけない」と思い込んで、妊娠しないことに対してとっても悲しくなっていました。

実は後日談があり……不妊治療を辞めた後に自然妊娠しましたが子宮外妊娠で手術ということもありました。「そうか〜、妊娠はするけど、継続は難しいこともあるのか」ということと、人生そんな自分で自分の未来をコントロールなんてできないという学びを得ました。逆にシナリオ通りだったらつまらないですよね。

現在も子どもいませんけど、絶好調ですね。今までで一番楽しいです。自由な働き方、発想や考え方、新たな魅力的な人間味のある人たちとの出会い、夫とも前より仲良く暮らしてます。

だから子どもができないと人生は楽しいものではないという偏った考えは違ったなと。すごく視野が狭まっていたんでしょう。視野が狭くなるって怖いですね。ほんと怖い。

いま一番いやなのは、視野が狭くなって「こうじゃないといけない」と思って辛くなってしまうというのは、怖いです。でも、もし何かのきっかけでそうなってしまったら、それはそれで面白がろうと思います。

ということで、不妊治療や里親・養子縁組など人に話しにくい相談なんかものれたらなと思っています。アドバイスじゃなくて悩みに寄り添った相談が受けられるメンターになれたら嬉しいです。


ーありがとうございました!



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